モスクワの散歩道(6) アルバート通り

ロシア・観光

プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。
僻地駐在妻(へきち ちゅうざいづま)やってます。
今回はお気に入りの散歩道、(旧)アルバート通りを紹介します。。
全長2.3㎞、散策含めて1時間程度の散歩道です。

この散歩道の特徴は3つの建築様式を見比べられるお得なコース
建築様式を知りたい人は → 初心者向け ロシア建築の歴史

まず地下鉄のアルバーツカヤ駅(Арботская)
あたりから歩き始めようね

アルセーニー・モロゾーフ邸

モロゾーフ邸

なんでもありの「折衷様式」をわかりやすく表現したのがこのモロゾーフ邸

当時は世界中・古今のあらゆる建築様式を取り入れていいとこ取りにする
建築が流行っていたんだけど、
さすがに風変りすぎて周囲から嘲笑の的になっちゃったんだよね

資産家の放蕩息子が母親にプレゼントしようとして建てたんだけど、
母親が「あんたの馬鹿さをモスクワ中に知らしめることになった」
と嘆かれた始末・・・

その後、持ち主は点々とし、日本大使館として使われた時期も
現在は迎賓館になっていて内部は非公開

こんな大使館に勤めたらウキウキかもね

モスセリプロム(モスクワ農業産業庁)

すっきりとした幾何学的な構成主義の建築だね

アルバートの交差点でも
効果的な色遣いと躯体の構成で、周囲の建物からひときわ目立つ存在

白い縦のラインと、バルコニーを中心とした赤と青の横のラインのコントラストが明解だね

建設当時はロシア全域の食料・農作物の流通の中心だったんだけど、
今はかなり朽ちてきていて、ちょっと危なっかしい

裏側にはスローガンが書かれている

アルバート通り

アルバート通り

1km以上も歩行者天国が続く、モスクワでも珍しい商店街

ちなみにアルバート通りはノーヴィ(新)・アルバート通りと
元祖アルバート通りがあるけど、
こっちは元祖の方ね

途中には似顔絵を描いてくれる絵描きや、
演奏しているストリートミュージシャンがいて、
ただ、歩くだけで楽しいね

夏になるとレストランがテラスを設置して、
いい感じに飲みながらパフォーマンスも楽しめるスポットだね

ヴァイオリンとギターのデュオ かなりクール!

ところどころに銅像や落書きした壁なんかがあって、
映えスポットとして自撮りするロシア人がたくさんいるよ

落書きされた壁

メーリニコフ邸

ロシア構成主義の建築家の巨匠メーリニコフが自邸として設計した家

メーリニコフ邸

彼はパリ万博でソヴィエト館を手掛け、一躍超人気建築家に
注文が殺到し、蓄財したことで、
かねてからの夢だった自邸の設計に取り掛かる

構成主義は、
装飾せず建物そのものの構成美・造形美で勝負する
建築様式なんだけど、
ここまでその造形が奇抜になると、構成主義の枠を超えている感もあるね・・・

メーリニコフは他の作品では実現できなかった多くの実験をこの自邸で試みてて
円を二つくっつけたような丸みを帯びた断面だし、
窓は六角形だしね

メーリニコフ夫人も
「初めは普通でない家の形に少し心配したけど、
実際住んでみると家が丸いことも忘れてしまう・・・」
と言ってたらしい

内部の見学は予約制だけど、
敷地には無料で入れるんで、ぜひ敷地内から見てほしいな

外務省

アルバート通りを下りきって、左に曲がったところにあるのが、外務省

スターリン建築の代表作・セブンシスターズの一つ

セブンシスターズの中では、装飾がほとんどなく、
かなり男性的な印象のシンプルなビルになっている

アズブカ・フクース

で最後はアズブカで買い物かな

高級スーパー・アズブカはモスクワ市内の至る所にあるけど、
その中でもここは品揃えがホントに豊富

豚の塊肉なんかはここで買うことが多いなぁ

あと野菜も新鮮で種類豊富

珍しくエノキやシメジなんかも売ってることあるし
外国人向けのものが欲しくなったときに、
ここになければ諦めることにしてるんだぁ

地図

アルバーツカヤ駅から
モローゾフ邸とモスセリプロムは外から見て
アルバート通りと通って、
メーリニコフ邸を見学し、
外務省を見て、
最後はアズブカで買い物

普通に歩くと30分だけど、それぞれの建築物もみるから1時間くらいかな

付近のおススメ・レストラン

アルメニア料理:ガヤニス
モスクワでも珍しいアルメニア料理の専門店
グルジアとは一味違うアルメニア料理をどうぞ

絶景海鮮料理:サハリ
外務省の向いにある絶景レストラン
天気が良い日の昼下がりにオープンテラスで食べるのがおススメ

トルコ料理:クシム 
メニューが豊富。ビジネスランチもあるのでトルコ料理初心者にもおススメ

関連サイト

モスクワ 散歩・移動・文化・生活について

初心者向け ロシア建築の歴史

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